ガン保険について考えてみた
こんにちは。タクヤです。
皆さま、保険って入ってますか?
僕は会社の組合のやつに入ってますが、他の民間の保険には入っていません。
ですが、先日うちの会社と仲良くしている保険会社の人(所謂生保レディーってやつです)と話す機会があり、定期保険や生命保険などの紹介をうけました。
全く契約するつもりはないのですが、ふと疑問に思いました。
「例えばガン保険って期待値的にどうなんだろう」と。
そもそも民間の保険というのは、加入者の受ける恩恵の期待値は必ずマイナスになると聞いた事がありました。
せっかく疑問を持ったから調べてみようと思い、ガンのにかかる確率や死亡する確率について調べてみました。
20代の人がガンにかかる確率は??
今回は20の男性という視点で書いていきます。というのも僕がそうだからです笑
今回調べたところ、「2人に1人は人生でガンにかかる」というよく聞くフレーズには裏がある事がわかりました。
20代の男性がガンになる確率は
10年後…0.2%
20年後…0.8%
30年後…2%
40年後…8%
50年後…21%
60年後…41%
合計62%
というデータがあります(国立ガン研究センターより)
皆さんはこのデータをどう見ますか?
私が感じたのは、「40年後までにガンにかかる確率は11%しかないやん!!低い!」
という感情でした。
これほど確率が低いのは驚きでした。結局ガンにかかるのは大体70歳以降ということになりますね。
…じゃあガンになりやすい70歳に備えてガン保険に入るか?と考えて見ました。
どう考えても合理的じゃない!
と思ってしまいました。
例えば、月額3000円のガン保険に30歳から加入するとしましょう。
月額はとりあえず一定として、60歳まで払うとしたら…
3000円×12ヶ月=3万6000円/年
36000円×30年=108万円
単純な計算でも結構な額になりますね。
ここで視点を変えましょう。
「高額療養費制度」というのをご存知ですか?
私は知りませんでした。
簡単に言えば、高い金額の治療も自己負担を大幅に少なくできる制度です。
これがあれば、患者の実質負担は1割ぐらいになるということです。
(私も詳しくないのでハッキリとしたことはわかりませんが)
例えば、100万円のガン手術を受けるとすると自己負担は10万ぐらいということになります。
プラスの入院費用などはガン保険から支給されるという形で費用を賄うわけですが、…
あれ、ガン保険に保険料払うなら自分で資産運用した方がよくないか。
と思えてしまいました。
本当にザッとですが、計算してみると保険って得にならない場合がほとんどなんだなと思いました。
もちろん、それによって救われる人は沢山いると思いますが、それはごく一部なのでしょう。
よって私は当面はガン保険に入ることはしません。
以上、ガン保険について考えてみました。